2018年12月29日土曜日

韓国慶北大学国語国文学科の訪問団と宮城県朝鮮ゆかりの地を訪問

12月22日(土)は金亨貞先生の引率の中、宮城県の韓国・朝鮮ゆかりの地を訪問しました。

事前説明会の様子(↑松谷先生による安重根と千葉十七についての説明)    




朝鮮語の方言及び新羅時代の郷歌と吏頭の解読に大きな業績を残した小倉進平(1882‐1944)の墓の前で。
2018年12月29日
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2018年12月28日金曜日

 

特別講演会「吉野作造と朝鮮」が盛況のうちに終了

去る12月20日は、永澤汪忝氏を迎え、特別講演会「吉野作造と朝鮮」が行われました。吉野作造は大崎市古川出身で、東京帝国大学の教授を務め、政治学者・思想家として大正デモクラシーの立役者として有名な人物です。


当時の日本人は、日本を支配するのは天皇であるということが一般的な考え方でした。しかし、吉野は、政治は国民の利益のために行われるべきで、国民の考えを反映しなければならないという「民本主義」を提唱しました。

 

 




 



たくさんの学生と教職員が参加しました。通訳は松谷先生が担当されました。


今回の講演会では、特に、朝鮮からの留学生金雨英(キム・ウヨン)との出会いによって、吉野の朝鮮についての認識が大きく変わったこと、その後、直接朝鮮を訪問して「満韓を視察して」を執筆したこと、「三・一独立運動」「関東大震災」と朝鮮人、たくさんの朝鮮人留学生の世話をしながら親交を深めたことなど、大変勉強になる話がたくさんありました。

 2018年12月28日

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2019年度 スクーリング情報(7)【中韓の言語文化】課題図書紹介

【中韓の言語文化】課題図書紹介       担当:楊世英先生

日本人の思考や考え方について答えてくれるのが、内田樹『日本辺境論』である。


ヒト・モノの移動は、地域・産業・社会に大きく影響する。人の移動、人口と国家、社会の移動などについて、事例を挙げて説明しつつ、日本人ないし日本社会をどう見るべきかについても理論的に解説している。本書は日本社会への再認識の手かがりとなるので、ぜひ読んでいただきたい。

一方、アジア社会における多様性について、消費と人口規模という視点から解釈したのが、川端基夫『消費大陸アジア:巨大市場を読み解く』である。

本書は、アジア経済・社会を深く、なおかつ総合的に理解するためのヒントを提供してくれる。アジアには、共通性も多様性も存在している。これまでは、アジアを考察する際、歴史的・現実性を主眼に置くものが多かったけれど、本書は多くの統計データと様々な側面に拠りながらアジア全体を眺めており、アジアへのよりよい理解を深めたい、断片的ではなく総合的理解が必要だという著者の思いが伝わってくる。アジア経済や社会について、このような縦横交錯的な議論が、いわば立体的に考えることが今、求められているのである。

 アジア諸国に関する多くの議論を抽象し、ごく手短かに述べれば、アジアは過去50年間経済発展により着実に社会進歩を進めていたことは間違いない。しかし、真の豊かな社会あるいは近代化社会になるためには、これまで以上の改革が避けられない。世界経済にはより不確実な要素が充ちているからである


2018年12月28日

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2018年12月26日水曜日

 

2019年度 スクーリング情報(6)【日本の言語文化】課題図書紹介

日本の言語文化】課題図書紹介       担当:原貴子先生

柳父章『翻訳語成立事情』(岩波新書、1982年4月)

本書では主に、幕末から明治時代にかけて西欧の学問や思想などを受容する際に用いられた翻訳語がどのように生み出され定着していったか、に焦点を当てています。具体的には、「社会」「個人」「近代」「美」「恋愛」「存在」、そして、「自然」「権利」「自由」「彼、彼女」です。前者は、翻訳のために新たにつくられたことば、もしくは実質的に新造語とみなし得ることばであり、後者は、従来日常的に用いられてきたことばに翻訳のために新たに意味を付け加えたものです。

著者は、このような翻訳語の成立史を明らかにする際に、辞書に記された意味の変遷のみを追うのではありません。むしろ、辞書的な意味では捉えることのできない、人々との関わりのなかで生まれた「ことばの、価値づけられた意味」を重要視します。例えば、modernの翻訳語としての「近代」ということばの成立過程を追究する際には、「近代」に「混乱」「地獄」が見出されてきた一方で、「何か非常に偉い」ものが感じ取られてきたように、価値づけが両極端に分かれることに注目します。または、明治20年代半ばには、西洋のloveの翻訳語として「恋愛」ということばが流行しましたが、その頃、「恋愛」は従来の日本の「色」「恋」とは異なるものと捉えられ、「色」「恋」が蔑まれる一方で「恋愛」は高尚なものと受け止められました。著者はこうした、人々がその翻訳語をまだ十分に使いこなすことができずに、逆に翻訳語に人々が動かされている段階に着目して、その段階におけることばの意味、「広い意味での文脈上の働き」を中心的に取り上げていきます。

したがって、本書は、societyやlibertyなどをはじめとするそれまでの日本にはなかった新しい概念が西欧からもたらされた際に、当時の人々がいかに格闘して時に変容させながらも自らのものとしていったか、その過程を臨場感をもって味わわせてくれると言えるでしょう。本書を通じて、これまで何気なく使っていた日本語の歴史的背景の一端を知ることができます。

石原千秋『『こころ』で読みなおす漱石文学 大人になれなかった先生』(朝日文庫、2013年6月)

本書では、第1章~第3章にかけて『こころ』本文の精緻で時にスリリングな読解が展開されます。

第1章では、先生を「大人になれなかった」人物と捉え、先生は「Kを乗り超えることで「大人」になる儀式をすませようと思っていた」からこそ、Kの自殺に対して過度な罪悪感を抱くことに繋がったと著者は論じます。では、著者の言う「大人」とはどのような意味なのでしょうか。

第2章では、青年が、先生の遺書に「妻には何も知らせたくない」と書かれてあったにもかかわらず、その禁を破って先生の遺書を公表しようとすることに著者は注目します。それが可能であったのは、青年が先生の遺書の核心に気が付いたことによって、先生を乗り超えて「大人」になったからだと論じます。では、青年を「大人」へと成長させた先生の遺書の核心とは、何でしょうか。

第3章では、静は、先生とKとの過去について「みんな」知っていた可能性があると著者は主張します。青年が手記を書いている現在は、静に恋をして一緒に暮らす間柄になったからこそ、実は静が「みんな」知っていたことを把握しており、それゆえに「いま」は静を「批評的」に見ていると論じます。

第4章では、『こころ』を漱石文学全体のなかで捉えています。著者は、漱石文学の多くは「遺産相続をめぐる物語」が主軸であると指摘します。著者の言う「遺産相続」とは、「家督相続」「趣味の相続」「「真実」の相続」の三種類です。そして、『こころ』は、青年が先生から「真実」の相続を果たした物語であると言います。では、その「真実」とは一体、何なのでしょうか。

第5章では、朝日新聞社が期待した新たな新聞購読者層と夏目漱石が想定していた読者層の内実を明らかにしています。それが「ある程度の教育を受けた若い男性」であったからこそ、『こころ』を含む漱石文学では、女性という謎がよく扱われるのであると著者は結論づけます。

本書を通じて、小説を研究として読むことの奥深さや面白さを体験することができるでしょう。そして、小説のことばの意味を確定するには、その当時の文化的背景を調べる必要があることを実感できると思われます。

投稿日:2018年12月26日カテゴリー

2018年12月21日金曜日

 

2019年度 スクーリング情報(5)【文化のしくみ】課題図書紹介

【文化のしくみ】課題図書紹介        担当:津上誠 先生

「文化」とは、各社会の人々が共有するものの見方や考え方のことを言います。「文化のしくみ」では、芸術や思想のように高尚なものから、家族とか衣食住、恋愛、占いのように、そこら辺に転がっていそうなものまで、さまざまな事柄を「文化」の現れとしてとらえ、考察します。

「文化のしくみ」研究には、「異文化理解を通じて自分の文化に気づく」という基本姿勢があります。 『イスラームの日常世界』 を選んだのは先ずそのことをわかっていただくためです。イスラム教徒は、1日5回祈るとか、女がベールを被るとか、断食月があるとかいった、不思議な習俗を実践します。この本はそれらを具体的に紹介しながら、実は彼らには私達にはない「すごいところ」があるのだということを、次第に気づかせてくれます。

もしあなたの身近に、いつもあなたを気にかけてくれ、何もかも与えてくれ、賢い生き方を教えてくれる人がいたら、あなたはその人に喜んで従いたくなるはずです。イスラム教徒にとっての神とはそういう存在です。彼らの「すごいところ」とは、そういう存在を信じられるということです。個々の習俗は苦行ではなく神が教えてくれた理にかなった行為としてとらえられます。日々の生活は神と共にあり、意味に満ちあふれています。

この本を読んでいくうちにあなたは、「すごいところ」を持たず何もかも自己決定せねばならない私たちの方がむしろ苦しい生き方をしているのではないかと思えてくるかもしれません。このときあなたは自文化についてひとつの気づきを果たしたことになります。

さて、もう一つの本には 『在日韓国・朝鮮人』 を選びました。それは、差別といったリアルな社会問題に直面したときにも「文化」を考えることになるのだということに、ぜひ気づいていただきたかったからです。

この本では、「在日」の人々が、自分が差別的状況の中にあると少しでも自覚してしまった場合、色々な「生存戦略」を採ることが紹介されています。自分が「在日」であることを隠し、普通の「日本人」として通そうとする人がいますし、そもそも自分は「在日」ではなく祖国(北朝鮮や韓国)の人間なのだと位置づける人もいます。他方、自分が「在日」であることを隠したり否定したりしない人もいますが、そういう人々にも、自分は何よりも「在日」なのだと言って「在日」というカテゴリーをありのままに肯定させようとする人がいれば、自分は確かに「在日」だが、そもそも私が何人(なにじん)であるかは(例えば私が音楽家であるということに比べれば)さして重要なことではないと言う人もいます。

しかし、この本をじっくり読んでいくうちにあなたは、「在日」の抱える問題の根っこには、「日本人」自身が知らず知らずにとってしまいがちな「民族」についての思い込みがあることに、気づいていくと思います。それは、人々を「韓国朝鮮人」か「日本人」かのどちらかに分けたがり、どちらとも言えない曖昧な存在は許さないという、「日本人」自身がとりがちな分類法です。差別といった生々しい問題にも、「文化」すなわち社会の人々が共有するものの見方・考え方が、根底に横たわっているということです。



投稿日:2018年12月21日カテゴリー

2018年12月18日火曜日

2019年度 スクーリング情報(4)【ことばの習得と教育】課題図書紹介

ことばの習得と教育】課題図書紹介       担当:渡部友子先生

『外国語学習に成功する人、しない人』白井恭弘著
 「何年も勉強しているのに英語が使えるようにならない」という挫折感を多くの日本人が抱えています。しかし一方で、英語を使って国
際的な舞台で活躍する人もいます。成功と挫折を分ける要因は何なのでしょうか。そして、どういう学び方をすれば、英語が身につくので
しょうか。この本は、これらの問いに答えてくれます。
 「これさえやれば英語が話せる」というような宣伝を見聞きすることがありますが、実は科学的根拠に基づいたものは少ないのです。外
国語習得の研究者である著者は、これまでの研究で分かったことを紹介しながら、学習のコツを具体的に提示しています。「なぜ」を理解
し「どう」すればいいかが分かれば、学習はしやすくなると思います。この本は、大学入学後も継続して学ぶ英語と、新たに学ぶ第二外国
語の学習を支える一冊です。


『「達人」の英語学習法』竹内理著
 「外国語は幼いうちに始めた方がよい」とよく言われます。実際、中学校で学び始めて最終的に高いレベルの英語力を手に入れる人が少
ないことは、調査でわかっています。しかしこのことを逆に見ると、少数だが存在する、とも言えます。「達人」と呼ぶべきその少数派に
、この本は注目します。彼らは一体、どのような学び方で英語をマスターしたのでしょうか。
 第1~2章は、外国語習得に影響を与える様々な要因(年齢や性格など)について、研究で判明していることを紹介します。この部分は、白
井氏の著書と一部内容が重なります。第3~5章は、達人たちが実際に行なった学び方の共通点を導き出し、効果的な学習方法を探り出します
。そこからわかるのは、短期間で楽に英語が身につくような魔法はない、でも努力の仕方に秘訣はある、ということです。日本に生まれ、
日本で普通の英語教育を受け、長期の留学経験もない人が、どうして英語の達人になれたのか、あなたも知りたくありませんか?


投稿日:2018年12月18日カテゴリー

2018年12月14日金曜日

2019年度 スクーリング情報(3)【考えること・表現すること】課題図書紹介

【考えること・表現すること】課題図書紹介       担当:文景楠先生

「考えること」と「表現すること」は、どちらもありふれたことに思えます。この文章を読んでいる皆様は、日々何かを考え、そして表現しているはずです。例えば、「お腹が空いた」と頭で考え、「ご飯が食べたい」と誰かに向かって表現することがそうです。すでにできている当たり前のことなら、大学に入ってまで学ぶ必要はあるのでしょうか?とはいえ、「じゃあ「考えること」や「表現すること」ってなんですか?」とまじめに聞かれると、なかなかいい答えは浮かんできません。それに、「きちんと考えなさい!」や「分かるように表現しなさい!」といった小言を聞いた経験を思い出してみてください。そういうときに、いったい何をどうすればいいのかがわからず、困ったことはありませんか?だとすれば、私たちは結局、「考えること」や「表現すること」が本当は何なのか、よくわかっていないようです

課題図書:
野矢茂樹『はじめて考えるときのように』
山田ズーニー『伝わる・揺さぶる!文章を書く』

学院で先に学んでいる大学生のお姉さんお兄さんたちも(本当のことをいうと私も)、「自分の考え」をもち、それを「他人にわかるように表現」するために苦労しています。今回の課題図書二冊を通して皆様にお願いしたいのは、「考えること」と「表現すること」という一見当たり前でありふれた事柄に対する自分の無知を認め、それに少しばかりゆっくり向き合ってみることです。ちなみに、どちらの本も高校生の皆様に十分楽しく読んでいただけるものを選びました。怖い先生が書いた本じゃないので、安心して取りかかってください。

二冊の本は、スタイルがかなり違います。共通しているのは、どちらにも「こうすれば満点!」といえるような安直な答えは用意されていないという点です。そもそも大学での学びは、正解が用意されているテストのようなものではないのです。大学の先生は、以前にも増して皆様に「君の考えは?」や「もっときちんと表現してくれませんか?」と聞いてくるでしょう。まだイメージがわかないかもしれませんが、とりあえずこの二冊を読み、「すっきりしないな。でもなんだか面白そう!」という気持ちで大学にいらしてください。

後は色々とおしゃべりしながら、一緒に「考えること」や「表現すること」とは何かを考え、表現していきましょう。
投稿日:2018年12月14日カテゴリー

2018年12月11日火曜日

合同ワークショップ(3)-学生発表-


投稿日:2018年12月11日カテゴリー

合同ワークショップ(2)-特別講演会-

韓国慶北大学校国語国文学科との交流会の一環として、永澤汪恭氏を招いて、「吉野作造と朝鮮」という題名で特別講演会を行います。言語文化学科の皆さん、奮ってご参加ください。



投稿日:2018年12月11日カテゴリー

2019年度 スクーリング情報(2)【ことばの分析】課題図書紹介

【ことばの分析】課題図書紹介     担当:岸浩介先生

私たちは普段から何気なく「ことば」を使って生活しています。この「何気なく使っている」という事実があるため、「ことば」の使用はいわば「当たり前のこと」として見過ごされがちですが、少し視点を変えて考えてみると様々な問いが浮かんできます。いくつか例を挙げてみましょう。

 例えば、私たちは、今まで一度も発したことのない文を発することができますし、今まで聞いたことの無い文であっても理解出来ます。これはいったいなぜなのでしょう。また、私たちは、子供の頃に日本語の文法規則を誰からも教わらずに育ったにも関わらず、自由に日本語を使いこなせています。なぜこのようなことが可能なのでしょう。確かに国語の授業やテレビ番組などで「こういうときにはこういう日本語を使う」という風に「正しい日本語の使い方」を部分的に教わる、あるいは知識として取り入れることはありますが、果たしてその知識だけでこのようなことは可能になるでしょうか。

 次に外国語について考えてみましょう。「英語の文を作るときは、こういう順番で単語を並べる」とか「この形容詞はこの名詞を修飾できない」ということは習うことがありますが、「『なぜ』そうなっているか」についてはどうでしょう。「英語の文法にそういう規則があるからだ」という説明を受けることがあったかもしれませんが、ではその「英語の文法」に「なぜ」そのような規則があるのでしょう。また、英語と日本語では多くの相違点が見られると言われますが、共通点は本当に存在しないのでしょうか。

 上で述べたような問いに解答を試みるのが言語学の目標です。もちろんここでの問いは、わたしたちの「ことば」について問題にされることのほんの一部であり、様々な問題が「ことばの研究」の考察対象になりえます。これも「ことば」ということば自体がとても広い意味を持っており、各国の文化研究や外国語習得論、さらには脳科学といった様々な領域と密接に関連しているからです。スクーリングの課題図書として挙げた2冊は、この「ことばの研究」という極めて幅広い学問領域に最初の一歩を踏み出すための良いきっかけとなります。『はじめての言語学』では、「言語学がどのような学問分野で、そこでは私たちのことばをどのように捉えているか」がわかりやすく解説されています。また、『小さい言語学者の冒険』は、「こどもの言い誤りなどから、私たちの脳内にある複雑なことばの仕組みのごく一部が垣間見える」ことを示した本です。いずれも、読み終わる頃には、ことばの問題が思ったよりも複雑で奥が深いものであることが実感できると思います。これらの本を出発点にして「ことば」に対する理解を深めれば、言語文化学科でのより深い学びにつながるでしょう。


投稿日:2018年12月11日カテゴリー

韓国慶北大学校国語国文学科との合同ワークショップ(1)

12月19日(水)から24日(月)まで、韓国慶北大学校の学部生と大学院生が言語文化学科を訪問し、韓国・朝鮮語専攻の学生と次のような交流会を行います。出入り自由なので、関心のある方はぜひご参加ください。

<プログラム>

12月19日(水)慶北大学海外研修団仙台到着
12月20日(木)
 ①特別講演会(15:00~16:30)泉キャンパス231教室
  永澤汪恭氏「吉野作造と朝鮮」
 ②学生間自由交流①-懇談会
12月21日(金)泉キャンパス 231教室
 ①合同ワークショップ(10:00~15:00)
 ②フィールドワークの事前説明会-宮城県と朝鮮半島の縁
  ・松谷基和先生「植民地時代の独立運動家である安重根を称える日本人
   看守の千葉十七,朝鮮の社会運動家である朴烈を弁護した布施辰治」
  ・金永昊先生「植民地朝鮮のモダニズム詩人の金起林」
  ・金亨貞先生「近代朝鮮語研究の先駆者の小倉進平」
12月22日(土)フィールドワーク 9:00~18:00
  ① 安重根記念碑(栗原市大林寺)
  ② 吉野作造記念館(古川市)
  ③ 小倉進平墓地(葛岡墓園)
  ④ 金起林誌碑(東北大学)
12月23日(日)学生間自由交流②‐自分の大学や地域の紹介・宣伝
  ① 東北学院大学案内,仙台の名所の紹介・案内
  ② 慶北大学紹介,大邱・慶州地域の紹介・宣伝
12月24日(月)慶北大学海外研修団仙台出発



投稿日:2018年12月11日カテゴリー

2018年12月3日月曜日

2019年度 スクーリング情報(1)

言語文化学科に合格されたみなさん、おめでとうございます。

今は大学生活への期待も高まる時期かと思います。これからの4ヶ月は、大学生活にとって重要な準備期間となります。それは勉学についても、それ以外の活動についても同じです。どうぞ一日一日を充実したものにしてください。

言語文化学科では入学前の準備教育として、「スクーリング」と呼ばれるイベントを実施しています。お手元に既に資料が届いているかと思いますが、日程・場所は以下のようになっています。必ず出席してください。

日時:2019年3月2日(土)9301630
場所:泉キャンパス2号館224教室ほか

2号館はここです↓



<当日のプログラム>

Ⅰ.9:30~10:00 スクーリングの説明、学科長挨拶、学生の自己紹介(2号館224教室)

Ⅱ.10:10~11:00 〈課題2〉に関するセミナー part 1

①「ことばの分析」(岸浩介先生、32A教室)
②「考えること・表現すること」(文景楠先生、32B教室)
③「ことばの習得と教育」(渡部友子先生、32C教室)
④「ことばとコミュニケーション」(小林睦先生、32I教室)

Ⅲ.11:10~12:00 〈課題2〉に関するセミナー part 2

①「文化のしくみ」(津上誠先生、32A教室)
②「日本の言語文化」(原貴子先生、32B教室)
③「中韓の言語文化」(楊世英先生、32C教室)
④「英米の言語文化」(井上正子先生、32I教室)
⑤「独仏の言語文化」(宮本直規先生、32J教室)

(12:00~12:50 昼食)

Ⅳ.13:00~16:30 教養学部30周年記念イベント、学びのオープンキャンパス(具体的なプログラムは当日お知らせします。)

✱ スクーリング及び課題に関する質問・相談などは、こちら(andrews[atmark]mail.tohoku-gakuin.ac.jp)にお問い合わせ下さい(入試課及び泉キャンパス事務では対応していません)。

投稿日:2018年12月3日カテゴリー